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イソシテミル

インシテミルのDVD観ました。


うん、とりあえず原作とは別物。

2時間に収めるためなのかは知らないですが、凶器の制限を軸にしたミステリだった原作に対して、映画ではロジックの部分を取っ払い、疑心暗鬼になった人間の殺し合いばかりを描くパニック・ホラーになってました。
作風だけじゃなく、話自体もかなり違ってましたし、原作が好きで観てみた自分としては正直残念な感じ。

とりあえず、突っこみどころが多すぎ。無理に話作り変えるにしてももう少しなんとかならんかったのか。

こっから先はネタばれありの批判モードなので、追記にたたみまーす( ・ω・)ノ
とりあえず、人が死んでから「犯人にはボーナスが与えられます」って説明が入るのはおかしいよね。西野は疑心暗鬼を煽るためにわざと殺されたわけだから、その行動自体は問題ないけど、他の参加者からすれば「ボーナスが出ることも知らなかったのに、どうして犯人は西野を殺したんだ?」ってなる。
結局、誹謗中傷を受けたから&死体を見ても動じなかったなんていうふざけた論理で岩井が投獄されたけど。

それと、西野が廊下で殺されてた時、銃声が聞こえなかったことについては、「閉め切ったら何も聞こえない」ってことで問題にされなかったけど、結城が部屋で一人悩んでいる時、ガードの巡回音は聞こえるという不思議。西野が殺された時はみんな眠っていたからなんて理由かもしれないけど、それにしたってガードの警告音とかで目を覚ますやつが一人もいないってのはなあ。

外から助けがあったとはいえ、投獄された人間が外に出られるっていうのもひどい。しかもボタンワンタッチで。雑すぎるっていうか、ルールも何も無い。これじゃいくら多数決で投獄したって意味がないじゃん。「その解決は間違っている」と思う人間が助けてやれるっていうのはナシでしょ。

一般の人間があんな手軽に殺し合いのさまを見れるってどうなのよ。いくらなんでもこれは社会的に無かったことにはできないでしょ。絶対問題になるって。

他にも、凶器のパワーバランス。犯人未確定状態での2人制の見回り。弛緩剤が聞いているはずなのに相手を振り解く。ボーナスの不明瞭さ。最後はまさかの取っ組み合い。そして何よりロジック放棄。


…というわけで、やっぱりこれは米澤穂信さんの小説『インシテミル』とは別物。

原作好きな人は観ないようにしましょう(´∀`)
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